これも経済学だ! (ちくま新書)

これも経済学だ! (ちくま新書)

これも経済学だ! 中島隆信 ****

経済学は、「なんでもカネで考える」非人間的な学問なのか?否。これこそは、人間が人間らしく生きるために欲望をいちばんうまく活用する方法を見つけ出す、きわめて応用範囲の広い思考ツールなのである。本書では、従来、経済学のテーマとしてはあまり取り上げられてこなかった、各種の「伝統文化」、「宗教活動」、さらには障害者などの「弱者」について、その奥に潜む合理性の仕組みを明らかにする。具体的な「問題解決」に役立ち、多くの人が幸せになれる世の中を作る「道具としての経済学」入門書。

学校の国語の先生のオススメで読んでみた。ふむふむ。なるほど〜。面白かった。目からウロコ。
家元制度や伝統文化が生き残っていくためにはどうあるべきか、また今まで〜道として伝統文化が継承されてきた理由を、経済学的視点から合理的に説明してあって、よくわかった。
わたしのくだらん迷いにも、進むべき道筋が見えた感じ。なんとなくだけど。