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- 作者: 大崎善生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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情報誌編集部で同僚だった由香を捨て、僕はアシスタントの由布子と付き合い出す。しかし、由香から由布子への嫌がらせが始まり、由布子は鬱状態に。由布子にすべてを尽くす日々。そこに由香自殺の知らせが届くーー。
純愛系小説かなあ。大崎さんのこっぱずかしいほど美しい比喩は健在。う。。と思いつつもハマってしまう。でも暗い。いい人ゆえに落ちてゆく闇。ほんとうにいい人なの。由布子も由布子に尽くす良ちゃんも。
由香はなにも死ななくたって・・。と思うが。。
ラストも、へーそうなのか・・。と意外だったし感心するが、ちょっとありえないかな。。
いい人たちのラブストーリーだった。