読書 

永遠のとなり

永遠のとなり

永遠のとなり ***

>>>部下の自殺をきっかけに自身もうつ病に罹り、会社を辞め妻子とも別れ、何もかも壊して故郷・博多に戻った精一郎。九年前にがんを発症し、死の恐怖から逃れようとするかのように、結婚と離婚をくりかえす敦。小学校以来の親友であるふたりの男は、このやるせない人生を受け入れられるのか―。>>>引用


白石氏の新刊なので期待して読んだ・・・けど、イマイチ。
わたしは、彼の理屈をこねる姿勢が好きなので(一般的に評判は悪いようだが)あっさりしてしまうと物足りない。
後戻りできないように、自身の片眉を剃り落とすという行為や比喩は、印象に残った。