読書

窓の灯

窓の灯

窓の灯 青山七恵 ***

>>>大学を辞め、時に取り残されたような喫茶店で働く私。向かいの部屋の窓の中を覗くことが日課の私は、やがて夜の街を徘徊するようになり夜の闇、窓の灯、ミカド姉さんと男達……ゆるやかな官能を奏でる第42回文藝賞受賞作。>>>amazonより

芥川賞作家青山さんの作品をもう一作読んでみた。これがデビュー作らしい。
相変わらず描写がうまく、映像的。でもなあ。。「ひとり日和」の盗癖といい、この作品の覗き癖といい、なんかイヤだなあ。女の子なのに・・。と思ってしまって、生理的に受けつけない。文学としてはおもしろい挑戦だと思うけれども。だからこそミカド姉さんと男たちの官能が神秘的にさえ思えるのかもしれないけれども。