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利休 [VHS]

利休 [VHS]

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>>>>戦国時代にあって、お茶の道を追究し続けた千利休。そんな美と知の体現者・利休と、絶大な権力を持ちながらも粗野で利休とは対極にある秀吉の確執を描く。映画に登場する生花はすべて、自身も華道・草月流の家元である勅使河原監督の手による。利休を演じた三國連太郎と秀吉を演じた山崎努の対照的な演技のぶつかり合いもみどころ。また、同時期に公開された「千利休 本覺坊遺文」との“利休対決”も話題となった。>>>引用

1989年の作品。公開当時、母と映画館で観た覚えがある。DVDにはなっていないようで、ビデオで鑑賞。
映像が荒くて汚いのが残念。話のあらすじは、よく知っているエピソードばかりなので、目新しさはなかった。
利休の切腹に関してこの作品では、秀吉は利休の才能に嫉妬し、利休は秀吉の横暴さに愛想をつかした。というような解釈をしていた。秀吉と利休の関係をもう少し深く描いて欲しかったなー。天下人と茶頭という畑違いの二人の間の嫉妬心だけではなんとなく納得がいかない。「千利休 本覺坊遺文」も探して見てみたいと思う。