「脳」整理法  茂木健一郎  ****「脳」整理法 (ちくま新書)
>>>>おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。現代人が、より賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか?その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。本書では、最新の科学的知見をベースに、「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した「生きるヒント」をキッパリ教えます。>>>>amazonより

うわーすごいな。茂木さん。こういうことを言葉(自然言語よね?)に出来てしまうんだー。頭がものすごくいいのですね。(当たり前か。。そんなこというと失礼よね。)
言っていることはよくわかるんだけれども、こういうヒントを与えられても、実際に活かせる人なんてそんなにたくさんはいないんじゃないのかな。でもそういう人向けの本なのかな。。?
第6章「自分」を離れて世界を見つめる の、ディタッチメントとパフォーマティヴの使い分けの必要性については、たいへん興味深く読んだ。
より多くの人に理解を示してもらったり、自分の意見を誤解のないように伝えるためには、そういう態度が大切よねーと、常々わたしも思っていたからです。自分の立場とか感情に流されていてはだめなのです。でも、それが自分で出来ているかどうかは自分ではわからないけどね。。あ、でも間違ってなかったみたいだから更に努力しよう!とは、思いました。
第7章「他人」との関係から脳が育むものもなかなかおもしろかった。
こういうことって意外と軽んじている人が多いんじゃないかな。大切なことでしょう。
茂木先生の他の著書も機会があったら読んでみようと思いました。