「沖でまつ沖で待つ」絲山 秋子 ***

<<<<「おまえさ、秘密ある?」住宅設備機器メーカーに入社して福岡支社に配属された同期の太っちゃんと女性総合職の私。深い信頼と友情が育っていく。そして太っちゃんの死。太っちゃんとの約束を果たすべく彼の部屋にしのびこむ。<<<<amazonより

芥川賞受賞作。絲山さんの作品の中では秀逸というほどでもないような気もする。もうちょっといイッちゃってた「逃亡くそたわけ」の方がずっとおもしろかった気がするけど。あれも男女の恋愛ではなかったし。
これは無難な感じ。
ニート」もよかったし、過去の仕事を含めて評価されたのかもしれないですね。文芸春秋に掲載されている方を読んだ。単行本は、もう一編載っているらしい。そちらも読みたいです。