存在という名のダンス 大崎善生 ***

厳しいルールと鉄条網で世間から隔離された施設で暮らしていた少年は、父危篤の情報を得て脱走、拮抗する悪の組織と対決することに――。人間存在の根源を問う、著者渾身の壮大なるロードノベルファンタジー

いつもの大崎さんの作品とは違うなあと思って読み進めていたのだが、ラストはいかにも大崎作品だった。