学問

学問

学問 山田詠美 ***

東京から引っ越してきた仁美、リーダー格で人気者の心太、食いしん坊な無量、眠るのが生き甲斐の千穂。4人は、友情とも恋愛ともつかない、特別な絆で結ばれていた。一歩一歩、大人の世界に近づいていく彼らの毎日を彩る、生と性の輝き。そしてやがて訪れる、それぞれの人生の終り。高度成長期の海辺の街を舞台に、4人が過ごしたかけがえのない時間を、この上なく官能的な言葉で紡ぎ出す、渾身の傑作長篇。

遠州地方(静岡県磐田市)が舞台だと、詠美氏が新聞のインタビューで語っていた。思い入れがあるのだそう。しかし遠州弁ネイティブとしては、もうちょっとなんとかならんのか・・というような方言の使い方(間違い)が多し。主に語尾。まあ、内容にはなんの影響もないけどね。。でも読みにくかった。
だって、意味がちがうんだもん。(遠州地方の人しかわからないだろうけど)