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- 作者: 小川洋子,河合隼雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
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物語は心の薬―人生の危機に当たっても、生き延びる方法を、切実な体験を語りつつ伝える。河合隼雄氏が倒れられる直前に奇跡のように実現した、貴重な最後の対話。
河合先生の最後の対話集だったのね。。しかも未完なのです。ユングにとってのブラフマンっていったいなんだったのだろう。とても知りたいけれども、もう知ることはできないのね。。と、あらためてかなしくなった。
絶対自分の非を認めようとしないナチの高官の話を例に出した、欧米人と日本人の人格の境界線のありようの違いの話が興味深かった。言語の違いなのか、宗教や哲学の違いなのか、おもしろいなあと思った。