チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)

チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)

チェーン・ポイズン 本多孝好 ***

誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。
簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。
死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、
謎の人物からのささやき。
「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?
1年頑張ったご褒美を差し上げます」
それは決して悪い取り引きではないように思われた――。

え?そうだったの?というラスト。ちょっとだまされた感じ。
でも、おもしろかったです。