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- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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無職で病弱な弟と暮す50歳独身の姉。20年ぶりに田舎の実家に帰省したダメ男。じっちゃんと二人で生きる健気な中学生。人生がきらきらしないように、明日に期待し過ぎないように、静かにそーっと生きている彼らの人生を描き、温かな気持ちと深い共感を呼び起こす感動の物語。6年ぶり、待望の小説集にして最高傑作!
アカペラ/ソリチュード/ネロリ
また文緒さんの小説が読めてよかった。うれしかった。
でも以前の毒が抜けちゃったなあとは思った。アカペラに出てくる中学教師のカニータが大嫌い。こういう教師がワカモノをだめにするのだ。
某掲示板にて、ふみねえさんとお話していたのは、もう何年前だろう。たのしかったな。
ふみねえさんの作品の一ファンのわたしたちにも、丁寧に接してくれて、感激したのを覚えている。読者のいうことなんか聞き流して、自分の中の声に耳をすませて、また素晴らしい作品を書いてください。次回作も必ず読みます。待っていますから。