トゥモロー・ワールド ***

西暦2027年、人類に子どもが誕生しなくなり、世界は荒れ果てていた。英国のエネルギー省官僚のセオはある武装集団に拉致されるが、リーダーは元妻のジュリアン。彼女は1万ポンドと引き換えに検問を通過できる通行証がほしいと言う。彼女の目的は、ひとりの移民の少女を新しい社会を作る活動をしている「ヒューマン・プロジェクト」に届けること。しかし、そのグループには実態がなく、なおかつ、その少女は重大な秘密を抱えていた。

これは明らかに現代の人類に対する警告でしょうね。だからラストをあんなふうに未消化にしたのでしょうか。消化不良で気持ちが悪かったけれども、セオのタフさには感動した。夫と鑑賞。彼はやはり泣いてました。男の人は、泣けるだろうねえ。(わたしもちょっと泣いたけど)