やさしいため息

やさしいため息

やさしいため息 青山七恵 ***

今日はどんな一日だった? 4年ぶりに再会した弟が綴るのは、嘘と事実が入り交じった私の観察日記。立ちこめる湯気の中、私は冷たい肌が温まっていくのを感じている……。『ひとり日和』で芥川賞を受賞した著者が描く、OLのやさしい孤独。


芥川賞受賞作を含む前2作に比べると、ずいぶん普通だなあ。
もう一編の、「松かさ拾い」の方が好きだった。