ダックスフントのワープ (文春文庫)

ダックスフントのワープ (文春文庫)

ダックスフントのワープ 藤原伊織 ****

大学の心理学科に通う「僕」は、ひょんなことから自閉的な少女・下路マリの家庭教師を引き受けることになる。「僕」は彼女の心の病を治すため、異空間にワープしたダックスフントの物語を話し始める。彼女は徐々にそのストーリーに興味を持ち、日々の対話を経て症状は快方に向かっていったが…。表題作ほか三篇。

純文学寄りなのに、ニヒルでハードボイルド。カッコイイです。