ダイイング・アイ

ダイイング・アイ

 
ダイイング・アイ 東野圭吾 ***

誰もが少しずつ嘘をつき、
誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が交通事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。
俺をみつめるマネキンの眼。
そいつは、確かに生きていた。


東野先生の新作。うーん、まあまあ。おもしろくないことはないが、ストーリーが左から右に出て行って、残るものはほとんどない。
それに、わたしはこういうオカルトっぽいのは好みではない。
冒頭の交通事故の描写はかなりリアルで不気味だった。