読書

がらくた

がらくた

がらくた 江國 香織 ****

>>>誰にもとどめることはできない−。愛の歓びと怖さ、その光と影。官能をかき立て、知性を刺激し、情感を揺り動かす。2人の女性を主人公に語られる、愛と家族と時間の物語。『小説新潮』連載を単行本化。>>>bk1より

さすがだなあ。江國さん。ゾクゾクします。
感情とか常識とか真実とか、恋愛小説なのに恋とか、そういうものからまったく自由な小説だと思う。破廉恥なほどに。でも不思議と嫌悪感はないし、むしろ、美しさや清々しささえ感じられる。不思議だわ。
桐子さんが好きです。