「グッドナイトムーン」 ****
グッドナイト・ムーン [DVD]

>>>>>売れっ子のカメラマン、イザベル(ジュリア・ロバーツ)は、弁護士のルーク(エド・ハリス)と恋に落ち、一緒に暮らし始めるが、ルークには2人の子どもがいた。子どもの世話を巡って、イザベルはルークの別れた妻ジャッキー(スーザン・サランドン)と冷戦状態。奮闘するイザベルに子どもたちもなついていくが、ジャッキーにはそれが気に入らない。しかし、ジャッキーは自分がガンに侵されていると知る。>>>>amazonより

丁寧な心理描写で奥深い作品です。素晴らしい。
二人の子どもたちの父親である、ルークが素晴らしく魅力的であるかというと、そうでもないように見えるので、そのあたりが物足りないけれども。。
一生懸命こどもたちの義母になろうとするイザベルと、死にゆく母親ジャッキーの葛藤と心の交流の描きようは見事。
ジャッキーの子ども(特に難しい年頃の12歳の娘)に対する対応の仕方が参考になる。
嘘は嫌いなジャッキー。イザベルは彼女とは違うタイプだけれども、どちらが正しいとはいえないし、子どもという存在をなによりも愛し尊重し、優先する大人たちの姿はストイックで、美しいと思う。
そうあるべきですね。なかなか難しいけど。
ラストの家族写真のシーンはじんわりきました。何度も繰り返してみたい映画です。