共食い *

昭和63年の夏、山口県下関市。17歳の遠馬は、父親とその愛人と暮らしている。
普段は明るい父だが、彼にはセックスの時に女を殴る暴力的な性癖があった。
戦争で左手を失った遠馬の実母は、そんな夫に愛想を尽かし、遠馬を産んですぐに家を出て魚屋を営んでいる。 日常的に父の乱暴な性交場面を目の当たりにし、嫌悪感を募らせていく遠馬。幼なじみの彼女・千種と何度も交わるうちに、 思わず千種の首を絞めてしまい気づいてしまう。
自分にも確かに父と同じ、忌まわしい血が流れていることを―。

田中慎弥芥川賞受賞作、原作も気持ち悪かったけど、映画はさらに気持ち悪かった。
見なきゃよかった。。怖いもの見たさか。