ビフォアミッドナイト

18年前の出会い、9年前の再会。
そして本物の愛にたどり着く、真夜中までの数時間―。
―恋愛映画の金字塔シリーズ、待望の最終章―
列車のなかで出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌ。ウィーンの街を歩きながら“夜明け"までの時間を過ごし、 再会を約束して別れた『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』(95)。それから9年後、ジェシーはウィーンでの一夜を小説に綴り、作家として訪れたパリの書店でセリーヌと再会する。ふたりが過ごした“夕暮れ"までのわずかな時間を描く『ビフォア・サンセット』(04)。そしてさらに9年後。『ビフォア・ミッドナイト』では美しいギリシャの海辺の街を舞台に、“真夜中"まで飾らぬ思いを語り合う――。それぞれにパートナーがいながらもお互いへの感情に気づいてしまったふたりは、あの後、どんな人生を歩いているのか? 余韻を残す前作のラストを観た誰もが気になっていた彼らの今を描き出すために、リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホークジュリー・デルピーが再び顔を揃えた。