火口のふたり

火口のふたり

火口のふたり  白石一文 ***

「私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ」純粋な、ひたすらの欲情に溺れるいとこ同士の賢治と直子。出口の見えない、男と女の行きつく先は? 極限の愛と官能を描く、著者新境地!