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- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/10
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中学時代、最強の不良・“悪魔(デビル)まークン”として喧嘩ばかりの日々を送っていた船橋雅矢は、高校入学を期に暴力の道から抜け出し、平穏に暮らしたいと願う。そんな中、茶道部に勧誘された雅矢は、部長・姉崎奈緒美の心の広さに興味を持ち、入部を決意する。こうして彼の脱不良計画が始まるも、過去の悪名からそれは前途多難であった……。
お茶の先生(わたし)が読んで笑っていていいのだろうか・・という気もするが、おもしろかった。
お茶の心の真髄は突いている。
一貫して「優しさ」がテーマだが、11巻の最後の、優しさについての夏帆の発言「自分に優しくできない奴は人にも優しくできないんだよ。」を、今年の授業で、男子に言われた。これを読んでいたのね。
わたしは、自分だけでなく、人にも優しくしてね。と答えたが、人は誰でも幸せになる権利はあると思うので、自分の気持ちに素直になるのは、自分に優しくすることで、それはいいことだと思う。まあ、バランスとか限度ってもんはあるとは思うけど。
若いっていいなあ。がんばれ!青少年!と、思った。