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- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: 単行本
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東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎあい、壊れた日々の亀裂へと追いつめられてゆく。
おもしろかったけれども気持ち悪かった。ラストは不鮮明。まあミステリじゃないから、こういうのもアリなんだろうけど。女たちの思考回路は、最も今のわたしが嫌悪するものだ。
でも、気持ちははわからないでもないけど。わたしも子どものころはよくそんなことを思ったものだ。女友達って難しいよなあ。そんなことに悩むならひとりがいいよ。