三月の招待状

三月の招待状

三月の招待状 角田光代 ***

友人の風変わりな離婚パーティで顔を合わせた5人の男と女。動揺、苛立ち、虚しさ、自分を取り戻そうとするのだが、揺れるこころが波紋をなげる。それぞれが見つける新たな出発を描いた長編小説。

ゆるくてぬるいなあ。ひとことで言うと、馴れ合い。まあそれが学生時代の友達のいいところなのだろうけれども。
このひと好きだなあと思う人は、一人もでてこない。実にも毒にもならない感じだが、こういう人間関係もいいなあと、少しだけ思う。楽そうで。